☆  【ジャズ考 その14】「チャパカ組曲」

 ここからモダンジャズと言われるようになるチャーリー・パーカーの登場から、次いでクールジャズが起こりハードバップが隆盛を極め、やがて窮屈になったアドリブの縛りから脱出のためのモードジャズが誕生しそして革命児オーネット・コールマンの出現と、これが20年未満の間で展開されているという、いかにこのジャズというものがマンネリズムを嫌い常に切磋琢磨してきたってことなんだなぁと、オーネットの「チャパカ組曲」を聴きながら考えていました。 

 初めての人は調子の外れたソロに不協和音のアンサンブルが・・・と聴こえるかもしれないけど、CDの解説にある後藤雅洋さんの〝何であれ、この音楽は僕にとって無常の快楽を与えてくれる音の連なりであり、それだけで十分だ〟〝前衛であること、革新であること、そして美しい音楽であること、言うは易いが実例の極めて少ないジャズの前線に立つオーネットの傑作がこれである〟に大きく頷く大傑作で、今回久しぶりに聴いたこともあり初めてのときのように新鮮で、非凡で美しいビートに乗ったサウンドに心を癒され、ここのところの続いた鬱状態から解放してもらいました。 音楽の力偉大なりです。

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