酒癖

 『こんなよい月を一人で見て寝る』 自由律俳人の尾崎放哉の句だが、この人はエリートコースを歩みながら病気などもあってそれまでの裕福な生活を投げうち仏門に入り托鉢生活を始めたが、酒癖が悪いせいで周囲との軋轢も多かったようで極貧のなか小豆島で亡くなっている。
  
 上掲の句や『咳をしても一人』など孤独の寂しさを色濃く滲ませてはいるが、だからといって周囲の人間に好かれようとかの考えなど全くないように酒を飲んでは毒づいていたようで、その辺りは吉村昭著「海も暮れきる」が面白く読ませてくれます。

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