嫉妬

 油彩ながら面相筆での細い線が特徴的な藤田嗣治の絵はパリでは日本画として受け止められていたとの学芸員の解説に、藤田ホワイトと言われる乳白色の絵肌に目立つ黒くて細い線を綺麗に引けるものだと妙な感心をしながら作品を観賞していたのを思い出すのだけど、ここにきて正当に評価されたということか現在大々的な回顧展が開催されメディアに多く取り上げられています。

 そのメディアに取り上げられたものを見聞きしていると、この画家はパリで売れっ子になって華やかな暮らしをしていた頃を軽佻浮薄で画家らしからぬ生活態度と批判されたり、大戦後に戦争絵画を描いたことで戦争協力者として責任を追及されたりして、生まれ育った国に愛想尽かしをして終いには日本国籍を抹消してしまったわけだけど、どうも同じ画家たちの嫉妬がそこまで追い詰めたように思えてきた。 嫉妬か世の中を動かしているだなんて戯言を言っていたのだけど、けっこう当たっているのかもしれないぞ・・・。

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