☆       想像力と空想力を_

 9月29日に宇宙についての本のことを紹介していていながら肝心な本のタイトルには触れないままで、関心を持った人がいたかどうかは知らないが居たとしたら失礼なことをしました。 著者が本田成親 菊山紀彦両氏で98年に三笠書房から税抜き495円(安価だ!)で発売されていた文庫本サイズの「宇宙の不思議がわかる本」です。 今でも手に入るかと検索したら、私の持っているものとは表紙は違うけど同じようなものがあったし、ブックオフでも探せばあるのではないでしょうか。

 時間空間についての高度な話を、その方面のことは苦手な人間にも興味を引くように面白く書かれていて、前に引用した「時間空間が消滅して、すべての物理学の法則が通用しない特殊な領域」のほかにも、「ブラックホールとは、四次元時空の歪みの中に現れる『四次元空間から見た時の三次元の深い穴』なのです」とか空想力想像力を喚起してもらえ、下手なSF映画を観るよりも楽しめます。

 「X.Y.Zの三軸からなる三次元空間において、原点から等距離にある点が無数に集まると球(球面)が出来るのと同様に、X.Y.Z.Tの四軸から時空四次元空間において原点から等しい距離にある点が無数に集まると時空四次元球が出来るのですが、数学や物理の専門家以外の人にとっては、基本となるこの時空四次元球を理解してもらうことは容易なことではありません」との記述もあるように〝分かりやすい〟を求めて読むと戸惑うかもしれないけれど、訳が分からないながら好奇心を刺激されて面白いことは確かです。