☆       晴歩雨読_

 雨が続く中で、安い料金で温泉に浸かって湯上りに館内の図書室で読書までさせてもらえるのがとてもありがたく、これまでは、何せ義務教育しか受けていないものでそれを補おうとする意識がそうさせるのか知識欲を満足させるようなものばかりを読んでいたのだけど、ある日書架に並んでいる小冊子が短時間で読めて面白そうと何年かぶりに文芸作品を手にしました。

 最初に読んだ夏目漱石などのものはまあまあという程度だったのだけど、二冊目になる、海音寺潮五郎とコナン・ドイルと山本周五郎の御三方の短編が収まっている一冊がとても面白いし読み終わった後も心に残るものが多く満足させるもので、いわゆる人情噺なんだけど、「絆」というタイトル通り人と人との結びつきに、人の上に立つ人間の人徳の描写に青少年のように心を熱くしました。

     絆.jpg