☆   【ジャズ考 その17】ライブの魅力_

 ジャズならではの大きな魅力のひとつに、理解力のある熱心な聴き手には演奏者が即座に反応して、よりいっそうイマジネーション豊かにアドリブが展開されるというライブ収録盤ならではの楽しさがあるのだけど、聴いていて、ああ、この場に居合わせたらなんて幸せなことだったろうと、そのような思いのするお馴染みのアルバムが今すぐにでも何枚か脳裏に浮かびます。

 ベニー・グッドマン「カーネギー・ホール・コンサート」1938年
 ライオネル・ハンプトン「スターダスト」1947年
 エロール・ガーナー「コンサート・バイ・ザ・シー」1955年
 エリック・ドルフィー「アット・ザ・ファイブスポット」1961年
 アーチー・シェップ「ワン・フォー・ザ・トレーン」1967年

 新型ウイルス騒動がいつまでも続いて何もかもが困ったことになっているのだけど、特に、普段から好きなジャズのために楽ではない生活に甘んじているミュージシャンの苦労は如何ばかりかと思いやられまして、苦肉の策としてネット配信をやったりしているみたいだけど、さぞかしじれったいことで物心両面において苦悩しているはず、状況が改善したらライブスポットに駆けつけ応援しましょう。 都市部なら平日の昼間でも演っていて、名前の売れていないミュージシャンでも・・・ というか、なればこそ、聴き手との好反応が起こり至福のひと時を過ごせる可能性が大きいです。