☆    人間性善説を前提にする甘え_

 数年前に一時住んでいたところは農村が近くで畑作物の無人販売所があり、朝収穫の旨い野菜類が食いたく夏になるとよく利用をしていたのだけど、ある朝料金箱にお金を入れた直後にその販売所設置者と思われる人が出てきたので、それくらいなら対面販売にしたらいいのにと思ったのだが、友好的ではない厳しい顔つきをしていたしと家に帰って思いを巡らしたら、どうも不正をしていないか料金箱を確かめるためだったみたいなんですな。

 で、それに腹を立てたかと言うとそれよりも己の見掛けがそういう誤解を招きやすいということにまたかって苦笑いをし、それだけ不正をする者が多いということなんだろうなって同情する気持ちさえあったのだけど、人手不足が深刻な昨今になって考えてみれば、人間性善説を前提にしている無人販売所には設置者の甘えがあるのではないのかなって思いがするのであります。 

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