【ジャズ考 その11】フュージョン__

 チック・コリアやマイルス・デイビスの演奏するものなど優れた曲もこの分野に入れられているようだし一概には言えないのだけど、おおむねは音楽としての味わいが単純なフュージョンと呼ばれている音楽、これがなぜにあれだけ世の中に出回ったのかと考えると、音楽としての質よりも軽く耳に心地よい音が聴きたいという人々の共感を得たってことで、ひと昔前みたいに性能の劣るオーディオ装置が一般的だった頃ならなかった現象なのではなかろうか?との気がする。

 お馴染みのベニー・グッドマン「カーネギーホールコンサート」やエロール・ガーナー「コンサート・バイ・ザ・シー」にエリック・ドルフィー「ファイブスポット・・・」それにジャンゴ・ラインハルトなど音質は良くないが熱気あふれる名演奏を聴いていてふとこんな思いが浮かんだのでありますが、そういえば好きなビル・エバンスでも録音の良さで賞までもらった人気の高い「モントルー・・・」もジャズとしてはそれほど良い演奏とは思えないし、音の良さでヒットするということは大いにありうるのかもしれない。

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